軽度のADHDの症状
ADHDには軽度のものも重度のものもあり、医師でも症状を聞いただけでは判断できない位に軽度であるものもあります。
しかし軽度のADHDである事をきっかけに、人間関係がこじれてしまい、うつ病などの二次疾患を患ってしまう可能性もあります。
その為に、早めに親や周囲の人が気付いてあげて、子供をサポートしてあげる事と精神神経科や心療内科などの病院での適切な治療が必要となります。
軽度のADHDの症状
- 見た目は普通の子供と変わりは無い
- よく話し、よく笑う
- 集中力がすぐに途切れてしまう為、話をしている途中で余所見をしてしまう
- 本を読んでも、ストーリーが上手く理解出来ない場合がある
- 課題や遊びに対して集中力を持続する事が出来ない(ついボーっとしてしまう)
- 学校の授業にはついて行ける為、勉強面では特に問題が無いが、授業中に他の事に注意が逸れてしまう場合がある(鉛筆で遊び始めたりする)
- 授業中に急に立ち上がるような行動はしない
もし医師から軽度のADHDであると指摘された場合、あまり深刻にならずに、ADHDは個性の一つだと捉えて、子供がのびのびと成長出来るように促してあげる事が一番良いと思われます。
ADHDの症状によって、小学校等では普通学級に通わせるべきか特殊学級に通わせるべきか悩む所ですが、ADHDの症状が軽度であり、尚且つ子供自身が「普通学級でやっていける」という自信があれば、普通学級に通わせてみると良いと思います。
その上でもし問題行動を起こすようであれば、学校側とよく話し合い、今後どのように対処していくか(このまま普通学級に通わせるか、特殊学級に通わせるか、等)決めましょう。
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