ADHDの物忘れ
ADHDには、注意力がない、衝動的である、集中ができないなどの、さまざまな症状があります。その中でも、特に注意力が欠如しているタイプの場合、忘れっぽいという症状があらわれているでしょう。ADHDの方が、その物忘れに対処するにはどうするべきなのでしょうか。
ここでは、ADHDの症状である物忘れと、その対処法について考えていきましょう。
ADHDの物忘れの症状
ADHDの方々は、その注意力の欠如から、忘れっぽい方が多いのが特徴です。忘れ物をしたり、しまった場所がわからなくなって物を失くしてしまったり、約束を忘れたり、今自分が何をしようとしていたのか忘れたりということがしばしば起こります。
これらの症状は、健常者の方々でも日常生活上で起こりうることではありますが、ADHDの方には日常茶飯事のこととなってしまいます。
周囲から見ても、相当物忘れが激しいように見えるでしょう。
特に子供の場合は、このコントロールが難しく、たとえば何かの作業中であっても、別の興味を引くものが視界に飛び込んできたら、もともとやっていた作業のことはきれいさっぱり忘れて、新しい興味の方に気持ちがいってしますのです。
物忘れに対する対処法
まず、ADHDの方々は、その物忘れが一般的なものではなく、病的なものであることを自覚しましょう。少々気をつけるだけでは、どうにもなりません。
たとえば、予定を忘れてしまいやすいという方が、スケジュール帳に予定を書き込むようにしても、そもそもスケジュール帳を持ち歩くのを忘れてしまうと、有効な対策にはなっていません。
ですから、スケジュール帳のほかにも、スマホのメモ帳に書き込んだりと、二重、三重の対処をすることで、物忘れを防ぐことができるでしょう。
また、忘れてはいけないことは、どこかに書き留めておく癖を習慣づけるのも、効果を発揮します。
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