ADHDと虚言癖
ADHDの虚言癖とは
ADHDの虚言癖は通常の人の特性としての「プライドの高さ」からくる虚言癖と違い、自己評価の低さから生じているのが特徴です。
- ADHDは自己評価が低く、信頼関係を築くのが難しい。
- ADHDである自分を取り繕ったり自己防衛のために嘘をつく
- ADHDのために起こしたミスを嘘で何とかしようとする
- やってない仕事をやったと言ってその場を逃れようとしたい気持ちで嘘をつく
- 嘘をついてその場を切り抜けようとするクセがある
ADHDは虚言癖だけでなく「空気を読めない」「周囲との対話に支障をきたす」などのため、日常生活も困難なものになります。
特徴
ADHDの虚言癖の特徴的な言動は以下の通りです。
- 反射的に嘘が出る
- 人と対等でいたいために嘘をつく
- わかりやすく単純で取るに足らない嘘も多い
- 自分がさっきまで言っていた嘘の内容がすぐに変わる
- 言った嘘を本人もあまり覚えていない。そのため、さらに人との信頼関係を築くのが難しくなる
- すぐにばれる嘘や人の物を盗んでそれを取り繕う為の嘘をさらにつく
- 「〜になる」等唐突な嘘をついて仕事を辞めるなどし、周囲を振り回す
また、ADHDの特徴として二次障害で鬱・統合失調症・躁鬱病などがあるため、ますます話がこじれてしまいます。
まとめ
虚言癖自体も本人に「病気である」という自覚がない限り、カウンセリングなどに通い続けて治療するのは大変難しいです。
ADHDの場合は脳の障害による物なので、さらに併発している場合は難しいとされています。
治療・根治は難しいとされていますが、精神科・心療内科・カウンセリングなどの専門治療を受け、本人にとって良い環境を与えるこで症状を寛解に近づけることは可能です。
ただ、ADHDは元々が脳の障害という見方が強く、専門機関に頼らずに自力のみで治療するのは難しいと言われており、周囲を挙げてのバックアップ・サポートが必要です。
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