ADHDの人がキレるとどうなる

ADHDの人がキレるとどうなる

ADHDの人がキレるとどうなる

ADHDの方々は、感情のコントロールがしにくいということで知られています。これは、多動性や衝動性が強く現れている方々に起こる症状です。

 

感情がコントロールしにくいと、ささいなことで泣いたり、イライラしたり、怒ったりというような状態になります。時には、怒るを通り越して、キレるというレベルにまで達することもあるでしょう。

 

ここでは、ADHDの方々がキレるとどうなるかということについて考えていきましょう。

 

ADHDの方はキレやすい?

前述のとおり、多動性・衝動性が強く現れているタイプのADHDの方々は、感情のコントロールをすることが苦手で、些細なことで怒ったり泣きわめいたりします。自分の思い通りにならないと、キレるというようなこともしばしばです。

 

怒鳴ったりまではしなくても、よく不機嫌になったり、文句を言ったりということを、衝動的にやってしまうのです。

 

そういう意味で、ADHDの方々は健常者の方々に比べると、相当キレやすいということは確かなようです。

 

ADHDの方がキレたとき

ADHDの方が衝動的にキレた時、ほとんどの場合、本人はキレたことを覚えていなかったりします。

 

感情が爆発した時、まるで感情が自己から切り離されたような状態になるからです。

 

特に衝動性が強い方の場合、わけがわからないほどキレて、あとであっけらかんとしていたりということが起き、周囲の方がADHDへの理解がない場合、誤解されやすいでしょう。

 

周囲の方々は、ADHDの方がキレた時は対応が難しいかもしれませんが、慌てることなく、これは障害の症状である、ということを認識してください。

 

その時の本人のわがままを聞いてあげる必要はありません。ただ、そういう症状であると理解してやり過ごすだけでも、ADHDの方は救われるのです。

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