ADHDとやる気の関係
ADHDの方々には、物事を先延ばしにするという傾向があるのですが、これは、やらなければならないとわかっているのに、やる気がでないということに起因しています。
そういった場合、日常生活においてどのような問題があるのでしょうか。また、何か対策法はあるのでしょうか。
ここでは、ADHDの方とやる気の関係について掘り下げていきましょう。
ADHDの方はやる気がでにくい
前述のとおり、ADHDの方は、それぞれの症状の出方にもよりますが、興味がないことについてやる気がでないという傾向にあります。
このやる気がでないという性質は、やらなければならないと思っていても、なかなか取りかかれないために、いつもギリギリに仕事を仕上げたり、宿題をしなかったりということが起こるのです。
それでも、どうしてもやらなければならないことは、どうにかこなしはするのですが、ギリギリになるか、期日に間に合わないということになってしまいます。
また、私生活でも興味のないことにはやる気がでないため、部屋が片付かなかったり、水回りが汚いままだったり、洗濯物をためてしまったりということが起きます。
やる気が出ることはあるのか
ADHDの方がやる気を出せないのは、興味のないことに対してなので、興味のあることには、むしろ過集中傾向を表します。
ですから、勉強や仕事などについては、なるべく興味のある方向に進めば、やる気がでないという症状に悩まされることが少なくなるでしょう。
しかし、すべての方がそうできるわけではありません。ADHDは脳の機能障害で、やる気がでないという症状を治すのはなかなか難しいことです。ですから、症状を緩和させるためには、専門機関の指導のもと、服薬治療も必要になってくるのではないでしょうか。
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