ADHDの注意欠陥の症状
ADHDの症状の一つである「注意欠陥」とは具体的にどの様な症状でしょうか。
注意欠陥の症状の例
- 勉強や仕事等でケアレスミスを繰り返す
- 忘れ物、無くし物が多い
- 約束の時間を守れない、間に合わない(仕事や待ち合わせに遅刻する)
- 時間管理(スケジュール管理)が苦手
- 片付けるのが苦手(部屋が乱雑になる)
- 集中力が続かず、勉強中や仕事中に気が散ってしまう
- 興味がある物事に対しては集中しすぎてしまう(他の事に切り替えする事が難しい)
- ぼーっとしていて、他の人の話を聞いていない様に見える(自分の妄想に気を取られてしまう)
- 字が乱れる(字が汚い)
- 不器用で縄跳び等の遊びが上手く出来ない
- 課題を順序だてて行う事が困難である
上記のような症状が「注意欠陥」の症状です。しかし上記の内の一つが当てはまったとしても、全ての人がADHDという訳ではありません。(私の知人は何度会う約束をしても、約束の時間から必ず30分程度遅れる癖がありますがADHDではありません)
注意欠陥は気付かれにくい
ADHDの症状の内、注意欠陥の症状が強く出ている人の場合、多動性や衝動性の症状よりも目立ちにくく、すぐにADHDだと判断されにくい事が多いです。もし上記の「注意欠陥の症状の例」の項目に当てはまる状態が多い場合は、精神神経科等の病院で一度診断を受けてみると良いでしょう。
注意欠陥が仕事に与える影響
もしADHDの人が事務担当の仕事に就いた場合、会社に何度も遅刻したり、ケアレスミスを繰り返したり、スケジュール管理が上手く出来ず、会社での評価が低くなってしまう可能性があります。その為、精神神経科等の病院で診断を受け、適切な投薬治療を受け、症状を抑える必要があります。
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