思春期のADHDチェック
思春期までにADHDが判明していれば、難しい思春期という時期への準備や対応ができるかもしれません。しかし、思春期を迎えた頃になってADHDだとわかるケースや、ADHDを疑うケースもあるでしょう。
思春期に子どものADHDを疑う場合に便利なチェックリストを下記にまとめてみました。もしも、自分の子供がADHDかどうか気になっている場合は下記のチェックリストでチェックしてみましょう。
思春期のADHDチェックリスト
- クラスで仲間はずれをされたり、友達がいないようだ
- 反抗的な態度が、他の思春期の子どもよりも強い
- 家庭内暴力を振るうようになった
- 突然何らかの能力が高まった
- 周囲の目を特に気にするようになり、人と自分を比べるようになった
- うまくいかないことから、内向的になった
- 元々、多動性・衝動性・不注意というような行動が強かった
- 飲酒や喫煙、万引きなどといった反社会的行動をとるようになった
このような行動がADHDの子どもが思春期を迎えた頃によくみられる症状です。
この8つの特徴の中で、あてはまるものが6つ以上あるという場合は、ADHDやほかの障害の可能性が考えられます。
チェックリストと病院での診断
上記にチェックリストを提示はしていますが、このチェックは目安的なもので、本来の診断ではありません。ですから、6つ以上あてはまったからといって、必ずしもADHDというわけではありません。ADHDと診断を受け、治療を受けさせるためには、病院での検査が必ず必要です。
もしも子どもがADHDなのではないかと疑う場合には、病院でしっかりと検査を受けるようにしましょう。
思春期ということで治療に協力的にならない場合もありますが、その場合も専門医に相談してみるといいでしょう。
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