ADHDと嘘
ADHDには、さまざまな症状が存在しているのですが、その中に嘘をつくという症状があるのはご存知でしょうか。嘘は健常者の方でもつくことはあるでしょう。しかし、ADHDの方々は、その嘘をつくという頻度が高いために、人からの信用を失ってしまいがちなのです。
ここでは、ADHDの症状の1つである、嘘をつくという行為について考えていきましょう。
ADHDと嘘
前述のとおり、ADHDの方の中に嘘をつくという症状がある方がいます。これは、すべての方にあてはまる症状ではなく、またADHDの代表的な症状というわけでもありません。
なぜADHDの方が嘘をつくのかというと、ADHDの症状の影響で、日常生活において周囲から認められることが少なく、自己評価が低いということに起因しているかもしれません。
自己評価が低いため、それを悟られたくなくて、嘘をついてしまうということです。
ただ、ADHDの方々はその衝動性や不注意の傾向から、比較的バレやすい嘘もついてしまいます。そのため、健常者の方々とは違って、嘘がバレやすいため、嘘つきだと認定されてしまいがちなのです。
当然ですが、ADHDの方すべてが嘘をつくわけではありませんから、そこは偏見を持たないようにしましょう。
嘘をつかないようにするためには
嘘をつく頻度の高いADHDの方の嘘を止めさせるためには、嘘はバレるものだということを認識させましょう。そして、バレたときの結果まで説明できるとベストです。
子供のうちにADHDが発覚して、その子供が嘘をよくつくということであれば、大人になった時には嘘をつかないように治療が進んでいるでしょう。
子供というのは、大人に比べてそもそも嘘をつきやすいですから、子供のうちに解決できればそうそう目立って嘘つきだと思われることはないでしょう。
大人になっても嘘をつくくせが治っていない場合でも、嘘をつくと信用をなくすということを認識することができれば、徐々に嘘も減っていくでしょう。
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