ADHDのクラスメイト
もみがら、20歳、女性、学生
ADHDは一言で言うと太鼓のようなものです。太鼓は打つ人が強く叩けば太鼓もそれと同じように大きな音で返し、打つ人が優しくそっと叩けば太鼓も小さなトンといった音で返してきます。
ADHDも同様で、こちらがなにかの場面で強く激しく物事を言うとそれと同じくらい、またはそれを上回るような口調で返してきます。私はもともとADHDについてを聞いたことがあったため、言動には特に気をつけて会話をすることができ、特に争いになることはなかったのですが、ADHDについてを知らない人は特に揉め事を起こすことが度々ありました。その点が日常では特に両者にとって困りました。
学校では他の人と同じように一緒に授業を受け、昼休みも一緒にご飯を食べたりします。しかし、集中力のいる作業などでは専門の指導員のもとで学習をします。周りが気をつけていればというより周りがADHDについてを知っていれば特に問題はなく過ごせます。とにかく周りにいる人にとって大事なことはADHDというものの知識を知ることだと思います。
知るための方法はユーチューブや体験談を読むなどなんでも構わないと思います。私がADHDの人と仲良くできているのは、私自身がADHDについての知識がもともとあったからに他ならないと思います。
私がADHDについてを知ったのは、休日にユーチューブをただダラダラと見ていた時にADHDを特集した動画にたどり着いたことがきっかけです。その時は、へえ?こんな人がいるんだ程度の認識でただぼんやりと眺めていただけでした。しかし、実際に同じクラスにADHDのクラスメートがいて、そのことを知った時、あの動画に巡り合っててよかったなと心の底から思いました。
ADHDについて周りにいる立場で悩む人は多くいると思います。しかし誰でも欠点はあるものです。それに名前がついたものがADHDということを理解することで少し改善するのではないでしょうか。
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