ニコニコして感じの良い方だったんですが
C子 48歳 女性 主婦
数年前にある集まりで出会った女性です。60歳代前半で、いつもニコニコして反応も良い方でした。Aさんとします。色々とお話をするようになり、身の上話をされると子供のときに両親がなくなり苦労されたと聞き、今はお孫さんもいてお幸せで良かったねと、心から思ってそう言いました。
ごく普通に、良いお友達が出来たと思っていたのですが、ときどきおや?と思うことがありました。あるとき、この方がおぜんざいを作って来こられました。白玉だんごもあって、その場でお椀に入れるように言われましたが、白玉だんごがちょっと固かったので大丈夫?と聞くと、「大丈夫です!」と返ってきました。しかし、いざ食べようとすると中はまだ粉状態で、びっくりしてそれは捨てて他の人の分も確認して、余っていたのを電子レンジに入れて再加熱していただきました。
Aさんは、ちょっと離れたところにいて全然気が付かなかったので、後でそのことを言いました。20人くらいいたので、集団食中毒みたいにお腹こわしてしまうけっこう重大なことだったからです。でも、Aさんは、ペロッと下を出して肩をすくめて笑って、まさにテヘベロで反省の色なしでした。また、カレーを作るのを手伝ったときは、水をカップ8杯測るのに、バシャバシャと水道出しっぱなしで、カップにきっちり入っていない=8杯1600ccじゃない量が入って、しかも隣の私に水がかかってもお構いなしでした。案の定、カレールーが足りなくて買いに走って行きました。
そして、私が大きな安納芋を焼き芋にしたときは、串をさして確認したので火は通っていたのですが、真ん中の芯がちょっと固かったのですね。Aさんに、私の分まで上げたんだけど、ちょっと真ん中硬いねと言うと、ほんとだ、食感が違うと、何度も何度もいいながら食べるんです。
このように、一度言えばわかること、ちょっと聞き辛いことを何度も重ねて言う人、他にも知ってるけど(その人は大人の発達障害)、他の事でも一度ならいいけど何度何度もにこにこして言われることに気が付いて、すごく嫌な気になりました。
こう言うことが何度もあり、私が話したことを全然聞いていないことがわかってきました。
Aさんは人間関係で悩みがあったのですが、私は友達だし、力になってあげないとと、せめて話を聞くくらいと自分の時間を何時間も割いて、聞き役をしていました。メール交換もするようになりました。
私としては信頼関係を築いたつもりだったのですが、ある日、ネットで書くためにAさん、こういうお店を知らないかとメールで聞くと、すごく詳しかったんですが、私があまり興味がないから知らないと言うことに食いついてきて、興味がないなら他の事を書けばどうか、私は一切協力しないと、えらくきつい返事が返って来ました。
私は今まで幸せになって良かったねとか、手伝いをしたとか、悩みを聞いて信頼関係を築いたつもりだったけど、Aさんは知らぬ間に私を見下していて、私がネットで書きものをしているということが許せないというか、そういう態度をあからさまに出したんだと思います。
そのメールには、今まで何度も私が話したこと(発達障害の被害者の書き込みを見ると対策がわかる)を、「自分は被害者というよりも、そういう人に寄り添う気持ちが」と、被害者意識丸出しみたいにしか受け取っていないことをまた書いてきて、「友達だっていうから、書きました」と、あれ、友達ですらなかったんだなあと、ため息が出た次第です。
そういえば、集まりの中で変な人(これも大人の発達障害の人でしたが)の話をしても、思い過ごしとか言われてあまり親身でなかったのは、おおらかなんだと思い込んでいましたが、自分の事ではないからどうでもよかったんだなと思いました。私はこういう経験を何度もしているので、Aさんへの気持ち(そういう意味じゃないですが)が冷え切ってしまい、友達止めにしました。
ちなみにAさんの悩みは、大人の発達障害とおぼしき人との人間関係で、Aさんは私にも夜中にメールを書いて送って来ていましたが、そういうメールを出すと誰にでも引かれるわなあと、何時間も話を聞いていたけど、自分に対して同じことをされてやっとわかりましたです。そしていろいろ思い返して、この人もおそらくADHDだと原因もわかったのでした。
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