ADHDと上手く付き合うには
プロフィール: みみママさん、37歳女性、主婦
私の息子はいわゆるADHDのグレーゾーンと診断されました。小学校入学してから初めての夏休みに入る直前の個人懇談で担任の先生から宣告されたのは、病院での検査を勧めるものでした。
確かに、他の子に比べたら何かと遅れがちではありました。ただ、親としては何でもかんでも病気と決めつけるのは早い気もしていましたし、それは個人の個性ではないか?という疑問もありました。今の時代は少しの遅れも許されないの?個性も認めてもらえないの?と、我が子が病気である事を認めたくありませんでした。
思い返せば、忘れ物も多いし、1度では理解出来ない事も多々あり、やはり意を決して病気へ連れていき検査を受けました。長い長い多くの適性検査を受け、出た結果はグレーゾーン。グレーゾーン?どちらとも言えない結果となりました。集中力を高めるお薬を勧められたりもしましたが、使わずに今に至ります。通級もせず、6年間学校に通っております。
幸い、友達に怪我をさせる事もなく、大きなトラブルもありません。学業の方は、塾に通わせながら何とか学校でついていけています。病院でのお話しでは、IQは訓練と本人の努力次第ではいくらでも向上する。と言うものでした。
まだまだ安心できる状況ではありませんが、妥協せず家族皆で協力し合いながら本人の意思を尊重し、寄り添う事で少しずつ改善していくと信じて生活しております。
簡単ではありません。他の子と比べてしまう事も、出来ない事でイライラしてしまう事もしょっちゅうです。それでも悪いのは本人ではない??と思い直す日々です。家族に持つ方は同じご苦労をされているかと思いますが、前向きに生活していける事を願いたいですね。
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