もううんざり、ADHDの上司
K.T 51歳 女性 会社員
会社にADHDと思われる50代半ばの男性がいます。直属ではありませんが、上司です。この上司は、自分がADHDであるということは知っているようですが、周囲の人間には隠しています。けれど、典型的なADHDなので、バレバレです。
その上司の代表的なADHDの症状としては、仕事しながらでも、とにかくいつもどこかを動かしているというものです。貧乏ゆすりであったり、全く意味なく手を動かしたり、時にはもじもじしたり、くねくねしたり、という具合です。そして、それが社内だけでなく、取引先との大切な会議の席であっても、必ずどこかを動かしているので、いつもこちらが恥ずかしい思いをしています。
以前、社内会議の時、ペットボトルのお茶が配られたことがあったのですが、その上司が、そのペットボトルを机の上でコロコロと転がし始めました。最初は「また始まった」という感じで、皆、見て見ぬふりをしていたのですが、さすがに音がうるさいので、別の上司からこっぴどく注意されていました。50代半ばの中年男が、そんなことで注意を受けるなんて見ていて情けなかったですが、本人は無意識だったみたいで、注意されてびっくりしていました。
あと、別の症状としては、女性同士で話をしているのに、急に割り込んで来ることがあります。そして、こちらの話もよく聞かず、なぜか自分の話に置き換えて、いつの間にか完結させ、立ち去って行きます。いくら、こちらが話に入ってきてほしくない雰囲気を醸し出しても、そんなことは全くお構いなく、平然と割って入って来ます。KYという言葉が一時はやりましたが、まさにこの人のことを言うのだと思っています。
他にあげると、声がでかい、話が長い、同じことを何度も言う、出かけると必ず一度は忘れ物を取りに帰る、急に怒る、服装がだらしない、車がキズだらけ(他の人から聞いたのですが、車の運転がとにかく荒く、何度もスピード違反をしているとのことです)などなど、あげると切りがありません。
この上司は、典型的なADHDです。もうはっきり言ってうんざりです。けれど、小さな会社なので、転勤や異動もありません。発達障害なので、可哀そうだと思う反面、定年までこのままずっとイライラさせられるのだと思うと、何ともやりきれない毎日です。
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