ADHDで子育て奮闘中
30代の主婦、ぱやこです
ADHDで不便と感じる点は、やはり、家事、育児がうまくいかないことです。
実は、自分は仕事ではそれほど苦労するところはありませんでした。それは、仕事を選ぶときに、自分に向いている職業を選択するようにしてきたからです。例えば、臨機応変な対応を求められる接客業はまず自分には無理だと思いました。
そこで、あらかじめマニュアルトークが決められているコールセンターで働くことにしました。
最初は、一日中ずっと椅子に座っての電話対応なんて無理だと思っていましたが、案外これがあっていたようで、全くストレスを感じませんでした。直接顔をあわせて人と対峙する仕事は自分には難しかったと思いますが、顔の見えない相手には、なぜかうまく対応でき、スムーズな電話応対を上司から褒められることもかなりありました。
自分がADHDで苦難の道を歩むことになったのは、その仕事をやめ、家庭に入ったときでした。
結婚するとき、子供がもし生まれたら仕事をやめるという条件でしたので、今は専業主婦をしているのですが、家事、特に育児はマニュアル通りにはいきません。赤ちゃんは、泣いたり機嫌が悪くなったり、ご飯をたべなかったりするのが当然です。
自分の思いどおりにならないという存在を抱え、ADHDの自分は、人生で初めてといえるほど、どうしていいかわからず、たびたびパニックになりました。
結婚して、家事育児をするようになり、ADHDは改善するどころか、かなりひどくなっていってしまっています。通院する時間もありません。でも、このままではいけないと思い、まず育児については保健師さんに相談し、カウンセリングを臨床心理士さんから受けるという道を選択しました。
そして、何より子育てを辛く感じてしまっているため、定期的に一時預かりを利用しリフレッシュをするようにしています。
今は子育てに追われて通院する時間はないので、子供がある程度大きくなったらあらためて専門の機関にかかりたいと思います。
ADHDを抱えての子育てはかなり悩み多く、正直、自分がいなくなってしまいたい気分にかられることも少なくありません。でも、決して一人で抱え込まず、家族、周囲に相談し解決の道を探ることが重要だと思います。
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