子供のADDの特徴
大人のADDの特徴の様に、子供のADDの特徴も以下のようになります。
子供のADDの特徴
- やらなければならない事があるのに部屋の掃除を始めたりテレビを見始めたりと別の行動をする
- バスや電車、映画館などじっと座っていなければいけない場所で苦痛や退屈を感じる
- そそっかしくミスが多い
- 忘れ物をする事が多い 等
他にも友達と仲良くしたいのにその場に合った行動や発言が出来なかったり、相手に合わせた会話が出来ないといった症状が見られます。ただしADHDとは違い、他動性は持っていない場合が多いので、授業中に急に立ち上がったり、他人に暴力を振るったりする事はありません。
症状を改善するためには、子供の頃から精神神経科や心療内科などの医療機関で適切な治療を受ける事が必要です。
また、ADHDの子供の様に、学校で必要になる物を玄関の目に付きやすい場所に置いて忘れ物がない様にしてあげたり、やらなければいけない事が出来ない場合は、「何時から何時までに何をするか」を書いた一覧表を作り、目が届きやすい場所に貼り出す等、親がサポートをしてあげる事が必要となります。
ADDの症状は子供が幼児の時に特に顕著に症状が出るとされていますので、思い当たる行動をしている場合はすぐに医療機関へ行って医師に相談しましょう。医療機関に行くと診断テストを受ける事が出来る為、ADHDなのかADDなのか、または別の症状なのかが判断できます。
症状だけを見て「この子はADHDだ」「この子はADDだ」と、親が勝手な判断をしてしまうと、適切な治療を受ける事が出来なくなり、子供が将来困ってしまう状況を作ってしまいます。
子供の為にも、きちんと診断を受けさせましょう。
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