ADDで疲れやすいと感じたら

ADDで疲れやすいと感じたら

ADDで疲れやすいと感じたら

ADDと疲労とは

ADDには、慢性的な疲労を抱えやすいという専門医の意見が見られます。

 

特徴

それはなぜでしょうか?ここでADDが疲れやすい理由について考えてみましょう。

 

  • 必要のない情報を遮断するのが苦手なために、すべての情報を処理しようとして疲れてしまう
  • 否定語に敏感(「ダメ」「いけない」など)で、繊細ゆえに気遣いが多く疲れやすい
  • 記憶の仕方の特徴(過去のことを今のことのように感じる)のため、過去に傷ついたことを思い出しては悲観する
  • 光、味、音(大きな音、特徴のある音など)に敏感で、些細なことにも気付いてしまい疲弊する
  • 過集中、こだわりによる疲れ
  • 不器用(時間の使い方が下手、予定がうまく立てられない、周囲の人を怒らせる、方向音痴など)

 

単に「何かをしたために疲れている」と言うよりも、ADDのために常に通常の人よりも脳を使うために疲労する、と言えるでしょう。

 

自分の癖、傾向による物ではなく障害・病気による物だと言うことを今一度理解しましょう。

 

注意点・治療法

専門医にかかっておらず、刺激薬(ストラテラ、コンサータなど)を服薬していない人はADDに効くと言われるチロシン、DHA、EPA等も試してみると良いかもしれません。

 

また、寝不足が症状を悪化させるという説もあります。できる限り睡眠をしっかり取り、脳の疲れを軽くしてあげる対策を立てましょう。

 

ADDの脳は通常の人が感じる「心地よい脳の疲れ」と違い、特徴の項目にあるように「脳が働きづめ」になるために疲労が起こります。

 

ドーパミンは不快刺激のブロックに関わっていて、刺激過敏との関わりも指摘されています。

 

「疲れたら休む」「イライラしたら休む」を徹底しましょう。

スポンサーリンク