ADDの集中力
ADDの集中力と発揮のされ方
ADDは脳の機能上、集中力が続かないのが大きな特徴の一つとされています。
集中力のなさを工夫次第で緩和出来ることもあります。
特徴〜集中出来ない場合〜
ADDは基本的に「集中力が続かない」(長い時間)という特質を持っています。
- ちょっとした環境の変化ですぐに集中力が途切れる
- 興味のない事柄・分野にはほとんど興味を示さない
- 強制された行動の場合はすぐに集中力が途切れてしまう
- 逃避行動(他のことをやって行動したつもりになる)の頻度が著しく高い
- しなければならない、しようとしていることがあるにも関わらず、他の興味ある事柄にすぐに目移りする
- 長時間の集中が苦手
興味と集中力がリンクしているのは通常の人と変わりませんが、集中出来る時間の短さがADDの特徴です。(集中可能時間が分単位)
特徴〜過集中の場合〜
「集中出来ない」こととは逆に、自分が興味を示している分野に関しては人並み外れた集中力を発揮します。
- 度を超して寝食忘れて没頭する・打ち込んでしまう
- 他人の意見・他の行動への興味が薄れる〜なくなるため、社会生活に支障が出ることもある
- 熱中している作業を邪魔されたり中断すると怒りをあらわにする
この場合は「集中出来ない」という特性が外れ、1時間〜数時間程度の超人的な集中力を発揮することがあります。
注意点・改善点
「長い時間集中出来ない」ということは、裏を返せば「短時間ならば集中出来る」ということです。
まず作業する机などの上にある不必要な物は片付けましょう。集中力をとぎれさせるトリガーになります。
集中出来る時間帯にやる事をまとめ、出来ない時間は思い切って他のことをする・休むのも良い方法です。
集中力が途切れたな、と思ったら、SNSやスマホ等を見ることに時間を浪費せず、思い切って休みましょう。
また、ADDは雑音にも敏感なので、環境音(川のせせらぎや風の音など)を流して雑音を消す工夫をするなど、注意を払いましょう。
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