ADDの人の眠気対策
ADDの眠気とは
脳の障害であるADDは、普通の人よりも脳を酷使し疲労することから多くの睡眠を必要とします。
そのため、普通の人と同じスケジュールで行動すると眠気を生じることがあります。
特徴・種類
ADDの人の眠気には、次のような特徴と種類があります。
- 日中の眠気がある:うつらうつら、という程度ではなく「意識が飛ぶ」「夢を見る」程度の深い眠りが日中に頻繁に起きる
- 授業中や仕事中での居眠りがよくある:大事な会議中や授業中などでも眠気が抑えきれずに居眠りしてしまい、不真面目だと思われてしまう
- 投薬(ストラテラ、コンサータ)で改善することがある:医療機関でADDの診断を受けた場合ADD用の薬を処方されるが、これにより眠気が改善したという報告もある
- 休みの日は1日ぐったりと寝てしまう:平日の脳の疲れが週末にどっと来てしまい、1日中何も出来ないほど疲れ切って寝てしまう
- 寝坊して遅刻することがよくある:目覚まし(スマホのアラーム等)を付けていても起きられず、遅刻してしまい信用を失ってしまう
- 交通事故を起こしかける、起こす:ナルコレプシー(睡眠障害)に近く思われがちだが、眠気と共に不注意の症状も現れるために起こす
夜の睡眠も日中の眠気に影響するので、しっかり取るようにしましょう。
注意点・治療法・まとめ
ADDにとって脳疲労を軽減するためにも睡眠は必要不可欠です。
ですが、適切な睡眠を取ることが必要です(昼寝等もしすぎると夜の睡眠時に寝つきが悪くなったり睡眠が浅くなったりします)
まず、しっかりと自分に合った睡眠時間(○時間以上は必ず寝る等)を取るように心がけましょう。
そして、場合により専門機関で処方されるADDの治療薬(ストラテラ、コンサータ)と、睡眠導入湯薬・改善薬(ハルシオンなど)を利用して興奮を静め、脳を休ませてあげるように心がけましょう。
睡眠が深く、脳が休めていれば眠気も改善します。
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