ADDの人の生活の工夫
ADDが日常生活を心地よく過ごすには
ADDは通常の日常生活・社会生活を過ごしていくにも困難が伴います。
工夫の方法
ADDが社会生活を営む上で
- タイマーのセット時の工夫:過集中には音が聞こえないこともあるので(また周囲への影響もあるため)出来ればバイブレーション機能のついているキッチンタイマーや時計を使う
- 時間を区切る:過集中によって行動を開始することへのハードルが上がるため、一動作を15分など短時間にセットし、休憩を必ずはさむ
- メモの活用:やること、記録(仕事上の指示や読書記録、必要なものなど)をすべて記録する。自分の記憶力を過信しない
- 行動するためのアプリ、リストを活用する:行動しだすまでが時間がかかったり、行動をするのを忘れたり止めてしまったりするのがADDなので、強制的に行動が始まるアラーム(これが鳴ったら、この時間になったら必ず始めると決める)や行動管理のためのスマホアプリを活用する
- 手帳・メモは一元管理する:せかっく記録してもどこに記録したか忘れてしまうのを防ぐため、なんでも書き込めるノートか手帳を用意しましょう。出来ればバッグの中や机でも探しやすい派手な色(黄色、赤、ピンクなど)をカバーに選ぶとよい
- 一人の時間はゆっくり休息し、睡眠にあてる:一人の時間を大切にし(仕事、学校、家族であっても一人になれる時間を持つのが重要)、十分休息をとる。睡眠は自分が十分寝たと思える時間〜それ以上確保できるように、一日のサイクルを睡眠重視で組み立てて計画、実行する。
物忘れ、計画と記録にはメモや手帳、そしてまずは脳の過労働を防ぐために十分な休息を意識して取るのがポイントです。
注意点・まとめ
理解してくれている周囲の人に物事を頼むのも大切なことです。
お礼と感謝を忘れずに、外部に頼るべきところは頼り、自分で出来ることは自分でやるよう見極めましょう。
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