ADDと就職
ADDと就職とは
ADDにとって、就労・就職は大きな不安の種です。ここでは不安の原因を明らかにし、対策を考えていきましょう。
特色・考慮点
ADDの特色が就職時にどのような影響を与えるか見てみましょう。
- 就職活動において、面接などでうまく自分をアピール出来ない:その場で相手の反応を察知し、返答するのが苦手
- 不注意:面接時間に遅れる、場所や行き先を間違えるなどして面接、就労後の勤務に差し支える
- 忘れ物:当日持ってくるように言われた重要な書類、印鑑などを忘れてしまう
- 注意が長続きしない:説明会などで集中力と注意が続かず、不真面目な印象を持たれてしまう
普通の人が受ける就職活動の型にはめずに、ADDに合っているとされる「ルーチンの多い仕事」「マニュアル完備の職場」「個人作業の多い職場」等を積極的に探していくのも良い方法です。
就労支援機関
もし確実にADDである、という診断を受けている場合は、発達障害を含む就労支援機関を利用してみるのも良いでしょう。
- 地域障害者職業センター:ハローワークと提携している就職に対する相談、支援、診断(職業能力の評価等)をしてくれるサービス
- 職業評価:本人の希望を聞いた上で、就労に必要な能力、スキル、職業リハビリテーションを行う
- 職業指導:円滑な就職活動を行う、また就職後の安定した就労に対するアドバイスを行う
- 知的障害者・重度知的障害者判定:本人の雇用対策上の判定を行う
- ジョブコーチ支援:雇用に課題のある当人の雇用促進・安定を促すために雇用の前後について理解と指導を行う制度
- 障害者就業・生活支援センター:総合的に精神障害のある本人の就労支援・就労語のサポートにあたる機関
自治体によって機関の有無が変わってきますので、自治体の当該部署に問い合わせてみるのも良いでしょう。
注意点・まとめ
普通の人と同様の就職活動を送ると、不利になったり思うような結果が出ないことが多々あります。
自分の特性にあった職場を探し、心地よく長く勤められる職場を探していきましょう。
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