ADDと受験

ADDと受験

ADDと受験

ADDの人が受験するということ

周知のように、ADDは「興味のある科目しか重点を置かない」「集中力が続かない」等の「受験には不利」と思われる要素が多いと思われがちです。

 

しかし、得意科目と不得意科目の差が普通の人たちとは尋常ではなく差が大きいということをよく考慮すれば、十分学校生活は送れますし、受験も突破出来ます。

 

受験時の注意点と選択肢

ここでは、ADDの受験時の注意点と選択する際の注意点・有利な点を挙げてみましょう。

  • 中学受験: 得意科目がしっかりしている場合は、日頃の行動で点数がつく内申点が重視される学校よりも、当日の点数だけで突破できる学校を選ぶと良い
  • 内申点は日頃の行動(提出物はきちんと出しているか、校内での日常生活は協力的かなど)の苦手な部分がクローズアップされてしまう場合が多くある
  • 高校受験: 中高一貫校で、特技や得意科目が重視される学校を選ぶのも良く、受験の負担が減る
  • 大学受験: AO入試などの「得意科目」「面接」「特技」などだけで入学できる大学もある

注意点・まとめ

普通の塾への通塾は、特別な塾ではない限り学校と同様のため、お子さんの脳と身体的負担を強めるばかりです。

 

ですが、進路相談のプロの先生方ばかりですので、迷いがある場合は通う学校の先生と同様に塾の先生にも進路相談をするのもいいかもしれません。

 

得意な科目を「選択制」で選べるのは中学より高校、高校より大学と上に上がってからかもしれません。

 

しかし、専門性の強い学校もありますので本人とよく相談の上、納得のいく学校選びが出来ると喜ばしいことです。

 

学校生活でなにが楽しく、何が苦しいかをよくくみ上げ、楽しいことは多く、苦しいことは緩く行う学校を選べるに越したことはありません。

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