ADDでも可能なアルバイト
ADDが可能なアルバイトとは
ADDにとって、苦手な業務(不注意、臨機応変さ等)はなるべく避け、長く双方にとって心地よい職場となるところはどのような職場でしょうか?
ADDの特性を踏まえた上でADDに向いているアルバイトを見てみましょう。
難しいアルバイトと比較的向いているアルバイトの特徴
たとえばADDにとって苦手な事の一つである「臨機応変さ」が求められないのは、裏を返せば「オートメーション」化が進んでいる職場です。
以下のような仕事はADDに難しい・または向いているアルバイトであると言えます。
難しい仕事
- 臨機応変さが求められるアルバイト(レストランでの接客などの「分からないときは自分で判断して」等の瞬時の考慮が必要な職場)
- 正確さを求められるアルバイト(帳簿をつける作業を含む仕事内容などで、金銭を扱う・間違いが許されない場合が多い職場)
- 記憶力が求められるアルバイト(片付け、配膳等覚える項目が多く記憶が混乱しがちな職場で飲食業など)
向いている仕事
- オートメーション化されているアルバイト(マニュアルがしっかり出来ていて機械的にこなせば良い仕事)
- 個人作業が多いアルバイト(あまり多くの人との接触が少なく、個人での裁量で仕事が行える仕事)
コンビニエンスストアなどは昔は「臨機応変さ」が重視されている仕事でしたが、最近はマニュアル化が進みADDの人にも間口が広まりました。
この他、テレフォンアポインターも昔はその場での対応を瞬時に考えて対応する能力が求められましたが、こちらもマニュアル化が進みADDの人に向く仕事の範疇に入るようになってきました。
注意点・まとめ
統括すると、以下の3点にまとめられます。
まず、臨機応変さがいらない職場である事で、パニックや慌てる場面を減らせることに繋がります。
また、マニュアルや先人の知識の蓄積が多い職業も「わからなくなったらマニュアルを読み直す」という事さえ徹底すれば比較的致命的なミスは防げます。
そして、事故対応が求められない比較的閉鎖空間で行われる業務は、瞬時の判断を苦手とするADDには重要な項目と言えるでしょう。
今居る職場での自分の役割を鑑み、得意な所とそうでない所との区別をし、得意じゃない仕事の分量を減らしてもらう代わりに得意な仕事を増やしてもらう等の工夫をしていきましょう。
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