ADHDと依存症
依存症
ADHDの人の中でも特に衝動性の強い人は、生活をしていく上で我慢をしなければいけない事が我慢できず、子供の頃はしたい事があればその事ばかりに気を取られてしまい、学校の宿題などやらなければいけない事をせずに、たとえばゲームをしたいと思えばゲームばかりを何時間も続けてしまいます。
そのまま大人になってしまうと、ギャンブル依存症やアルコール依存症、薬物依存、買い物依存症などを併発してしまいます。
特に男性がギャンブル依存症やアルコール依存症になる可能性が高く、女性は買い物依存症になる可能性が高いです。
また、インターネットが身近な存在になった現在ではインターネット依存症になってしまい、自分の部屋に引きこもってしまう人もいます。
その他の症状:摂食障害
物事が上手く行かない場合に苛立ちを抑える為に食品を食べ過ぎたり、痩せるために過食と嘔吐を繰り返す摂食障害を併発する場合があります。
その他の症状:睡眠障害
夜になってもやりたい事があれば何時間も続けてしまい、生活のリズムが崩れることによって睡眠障害を併発する場合があります。
解決法
上記の状態が続けば、身を滅ぼす危険性があります。その為、治療を受ける必要があります。しかし、実際に依存症になっている当人は、自分が依存症になっていると自覚出来ていない可能性が高いです。
やはりこの場合も、家族や身近な人が気付いてあげてサポートをしてあげたり、精神神経科や心療内科などの医療機関で治療を受けるように説得する必要があります。本人は依存症になっているとは思ってはおらず、反抗的な行動を起こしてしまう場合もありますが、根気強く説得して治療を受けさせましょう。
また、医療機関以外では、依存症に関する民間の支援団体や患者・家族会などに参加をして、思っている事をすべて言葉で吐き出したり、同じ悩みを抱えている人の意見を聞くことにより、意識の改善をする方法もあります。
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