ADHDと反社会性人格障害
反社会性人格障害(反社会性パーソナリティ障害)の特徴
- 自分の利益の為に、平気で嘘をつきやすい
- 社会的規則や社会的法律を守りにくい
- 先の結果を考えずに衝動的に行動しやすい
- 自分がしている行為に罪の意識を持ちにくい
- 子供の頃から問題行動を何度も起こしやすい
- 自分の欲求の為に他人を騙したり傷つけたりする
発症の原因
反社会性人格障害になってしまいがちな要因・原因は、幼い頃から両親による虐待や育児放棄、または逆に溺愛する等、親からの愛情について過不足がある場合や、テレビやゲームなどで攻撃的な映像を何度も見て、反社会的な行動を学習してしまう事が挙げられます。
ADHDとの関係性
この反社会性人格障害である人は、実はADHDでもある可能性があります。
ADHDの場合は幼少期に医師から診断される事が多いですが、反社会性人格障害は成人してから初期の段階で診断される事が多いです。
また、ADHDの人が治療を受けずに成人になった場合、反社会性人格障害以外にも境界性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害、自己敗北型(自滅型)パーソナリティ障害にもなりやすくなります。
すると、社会生活を送っていくうちに中々解決が出来ない様な困難な事が発生してしまったり、不注意にお金を浪費してしまったり、異性との性交渉に熱中してしまったり、最悪の場合は犯罪に手を染めてしまう可能性もあります。
それを防ぐためにも、ADHDの症状を子供のうちに気付いて早急に改善しておく必要があります。
何度も書きますが、まず幼少時の頃に家族が気付いてあげて、精神神経科や心療内科などの医療機関に通い、治療を受けさせるべきです。
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