ADHDの支援団体

ADHD等の発達障害を抱えている人の為の支援団体は全国にいくつもあり、中にはADHDを抱えている本人だけではなく、親や他の家族も支援してくれる所もあります。

主に支援団体では障害を抱えている人が就職できるようにサポートを行っています。

また、障害を持っている当人同士や親などの家族同士が集まり、お互いに思っている事を語り合い、「同じ悩みを抱えている人は自分だけではない」と認識させて、気持ちを少しでも楽にさせるように促してくれる支援団体（自助グループ）もあります。

就職支援団体では企業への採用だけをサポートするのではなく、仕事にしっかりと定着するまでサポートを行っている団体が多いです。

サポート内容としては、まず面接の練習（または同行）を行う事や基本的なビジネスマナーやPC操作の教育、就職先の人事関係の人に対しての障害についての概要説明等です。

自分一人の力では就職するのは無理だと感じている人は、就職支援団体を利用してみると良いと思います。

しかし支援団体を利用した就職は、障害者枠での就職となりますので、普通の社員として働きたいと思っている（または自信を持っている）場合は、自力で就職活動をする必要があります。

こちらは就職支援団体とは違い、主にADHDを抱えている子供の親をサポートする支援団体が多いです。

同じ境遇にある人達同士で話し合い、お互いの悩みを共有したり、解決方法を共有したりする場所を提供したり、支援団体によっては有識者の講演会を開いている所もあります。

いつも抱えている悩み事や不安に思っている事を解決出来る可能性が高いので、もし側に相談できる人が居ない場合は、この様な支援団体（自助グループ）を利用してみると良いと思います。