ADHDと自営業
ADHDの人が仕事をするときに困るのはコミュニケーション面ではないでしょうか。そのため、ADHDの人は、コミュニケーションがあまり必要のない自営業やフリーランスといった、1人でやるような仕事を選ぶこともあります。
ADHDだと自営業をするほうが続けられるのでしょうか。ここでは、ADHDと自営業について考えてみましょう。
ADHDは自営業が得意なのか
前述のとおり、コミュニケーションがうまくいかず、対人関係に悩んでしまうというADHDの人は、1人でやる仕事の方が良い場合もあります。自営業というのは、小規模であればそれに当たるでしょう。
実際、自営業を選べば、職場に通うよりもコミュニケーション面では苦労をしないかもしれません。また、ADHDにはクリエイティブ職が向いているといわれることがありますが、クリエイティブ職は自営業にしやすいものでもあります。
ADHDの人が自営業をするときの対策
ADHDの人が自営業をする場合、対人関係で悩むことは減りますが、お客さんとの約束を忘れてしまったり、ダラダラと過ごしてしまって締め切りが間に合わないということもあります。
これを防ぐためには、納期や打ち合わせ等の大事な予定は、しっかりと手帳に書いたり、スマホのアラームをつけてみたりして管理しましょう。
また、1日のスケジュールを決めてしまうということも重要です。しっかり決めておかないと、ADHDの人は時間の管理が困難になるでしょう。
会計などの作業については、自営業なら必ず必要になることですが、自分でやりきらないのであれば外部にお願いするのも手です。
ADHDの特性によって、仕事を失ってしまわないようにさまざまな面から気をつけていれば、自営業で成功することも可能です。
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