ADHDのデザイナー
ADHDとデザイナー
デザイナー(Webデザイナー、グラフィックデザイナー)一般はADHDに向く職業の一つと考えられています。
でも、どの職種でもそうであるように100%プラスの点だけではありません。
プラスマイナスして「続けられそうだ」と判断したときにデザイナーへの転職を目指すのも良いでしょう。
ADHDがデザイナーに向く点
クリエイティブさを生かし、創造的な環境と仕事内容・同僚を見つけられれば長く働くことが可能です。
- コツコツと決まった作業を個人作業でする仕事の場合、会話の必要がなく仕事が出来る
- 創造性を生かし、形にしていくスキルを発揮できる
- 他の人が思いつかない独創性のあるスタイルを見つけることが出来る
- 多少奇抜な面(言動・ファッション等)があっても許される土壌がある
- イメージを形にすることが得意な人には居心地良い職場になる
才能を発揮できれば自分の作品がクライアントやユーザーに喜ばれることも多々あるでしょう。
ADHDがデザイナーで工夫・努力が必要な点
デザイナーはイメージに反して地味で地道な作業が多いのも事実です。
- デザイン事務所に就職した場合は社長、同僚とのコミュニケーション能力が必要
- 個人事業主でもクライアントへの「売り込み」「デザイン案・修正等のやりとり」能力が必要
- 納期を守れる計画性と完遂するパワーが必要
- スキルを身につけるまでの根気が必要
- クライアントの意図をくむ理解力が必要
- 簡単な修正・更新作業などでも注意力が必要な物は不向き
自分の意にそぐわない要求も多々あるため、最低限の忍耐力も必要です。
注意点・まとめ
デザイナーというイメージで安易に職種を選択するのはADHDにとって就業と長期勤務のハードルを高くします。
好き放題物を作っているのではなく「集団作業・注意力を必要とする割合が他より少ない」程度に考えると上手くいきます。
物作りが好きで、クライアントや依頼リクエストを形にする事に喜びを見いだせる人にはうってつけの職と言えるでしょう。
スポンサーリンク