ADHDで仕事にすぐ飽きる場合

ADHDの人は興味が無い事に関しては非常に飽きやすいです。ADHDの人に向いている職種に就いている場合でも、やらなければいけない作業の中には興味が湧かない物も必ずあります。また、向いていない職種の仕事に就いている場合はもっと興味が湧かない作業が多く、すぐに仕事自体に飽きてしまうでしょう。

では、すぐに仕事に飽きてしまう場合、どの様な対策を取るべきでしょうか。

仕事を飽きずに行う対策

仕事の流れに変化を付ける

ADHDでは無い人でも、同じ作業を何時間も続けていれば飽きてしまいます。その為、作業に飽きたら合間に別の作業を行ってみましょう。出来ればデスクワークと体を動かせる作業を組み込み、同じ体勢を続ける事を止めると良いでしょう。

体を動かす事によって思考をリセットする事が出来、新鮮な気分でまたデスクワークを行えるようになるでしょう。

興味のある作業と興味の無い作業を同時に抱える

ADHDの人の長所として、自分が興味を持っている作業については何時間でも集中力を発揮する事が出来ます。それを利用して「興味のある作業」と「興味の無い作業」を同時に抱え、それぞれ時間を区切って行うようにします。興味の無い作業を行っている時に「あと30分この作業をやれば、興味のある作業が出来る」と思えば、やる気が出てくるでしょう。

フリーランスとして働いてみる

一つの会社に就職するのではなく、フリーランスとして色んな仕事をしてみるという手があります。納期をしっかりと守れれば、作業に飽きたら好きなタイミングで休憩が出来る上に、様々な業種の仕事をする事が出来る為、生活面でも変化を付ける事が出来ます。また、ADHDの人の長所である独特の感性やひらめきを活かす仕事を見つける事も出来ます。

ただし納期や打ち合わせの時間等の管理はしっかりと行わなければいけない為、時間の管理が苦手な場合は自分なりの工夫が必要となります。

ADHDで仕事にすぐ飽きる場合