ADHDと退職
成人したADHDの方々の中には、折角仕事を見つけることができても、なんらかの事情で退職してしまい、気づいたら結構な転職回数になっていた・・・という方も少なくありません。
通常は、ADHDが判明したからといって、それを理由に退職させるというような会社はありません。障害について、説明していれば自己退職の方がほとんどでしょう。
ADHDの方が退職してしまうというのは、具体的にどういった場合があるのでしょうか。ここでは、ADHDの方々の退職パターンをご紹介していきます。
ADHDの症状が原因で自己退職
学生時代には、そこまで問題にならなかったとしても、社会に出るとADHDの症状のために、仕事上で大きなミスをしてしまって怒られたり、なかなか時間を守れなかったりということが起こりえます。また、発言すべきではないところで発言してしまったりというのもあるでしょう。
そういった中、周囲の方々に辛くあたられたり、そうではなくても、ミスのしすぎで自信を失ってしまい、退職するという方がいるようです。
自分の症状の特性に合っていないと感じて退職
ADHDの方にとって、自分の症状に合った仕事をするというのはとても重要なことです。しかし、実際にやってみなければ、わからないということもあるでしょう。
また、仕事をしている上で、何なら自分にできるのかということに気づいて、転職を試みる方もいます。
会社をクビになる
ADHDの症状について、周囲に説明ができていなければ、とんでもないミスをやったり、なかなか仕事を覚える事ができずに、クビになってしまうこともあるかもしれません。
しかし、通常はADHDであることを伝える事ができていれば、障害を理由に退職させられるということはないでしょう。
もしも、そういった状況になったら、自分にもっと合った職場を探す機会をもらえたと前向きに考えて、次の仕事を探しましょう。
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