ADHDの人には優しい人が多いのか
ADHD=人に優しい?
ADHDの人は元来人付き合いが苦手とされ、その分人に「良く思わたい」思いから過剰に人に優しくなるようです。
特徴
思いやりが有り、人一倍優しいと言われるのは何故でしょうか?
- 多動から明るいおしゃべり言動が多い=明るい人、面白い人だと思われる
- ちょっと変わった人=個性的な人、の範疇なら周囲から好かれる対象になる
- 自ら自傷行為をする場合はあるが、自分から他人を傷つける行為は少ない(自分の行動に対して罪悪感を持っているため)
- 過去のつらい思い出などが通常の人よりもはるかに多いため、人に対して優しくなれる
- 他人の感情や行動の理屈・理解が難しい分、より他人を思いやる気持ちは人一倍強い
ADHDの性質が「心優しさ」を作っているとしたら、是非大切にしていきたいものです。
まとめ
ADHDの特質である「過敏さ」にもよるのですが、非常に感受性が強く、それゆえの傷つきやすさも併せ持っています。
幼い頃から多くの失敗をしてきたADHDは、感受性も強くなって他人の言動や感情の動きにも敏感になります。
中でも感情の動きの察知には「どうしてこんなことまでわかってしまうのだろう?」というほどです。
想像力が豊かで、それが他人への機微にも、また芸術作品への昇華などにも役立っています。
しかし、その察知力を他の人への共感する力へ変えて行くには努力が必要となります。
過敏すぎる感情の動きによって自分が傷つけられたと思い、暴力的な行為にはしる、閉じこもるなどの可能性もゼロではありません。
ADHDの特質を良い方向に生かし、円滑な関係を築いていくよう努力していきましょう。
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