ADHDと映画
ADHDについて深く知ろうと思うのなら、登場人物がADHDの映画を見てみると、理解が深まるかもしれません。国内の映画には、ADHDを取り扱ったものというのはないようですが、海外ではADHDを取り扱った映画があります。
もちろん字幕もありますから、興味があれば観てみてはいかがでしょうか。
Mommy(カナダ)
2014年公開(日本では2015年4月公開)と、比較的新しい映画です。ADHDの15歳の息子と、その息子を育てるシングルマザーのお話です。
舞台も設定も架空の世界のお話ですが、この映画の中で可決された法律が現実世界にはないものであるという以外は、日常的なカナダの風景を描いています。
母を思いやる気持ちを持ちつつも、障害のために母を困らせてしまう息子という描写がされていて、ADHDの症状が、悪気のあるものではないということがわかりやすい映画でしょう。
サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ(アメリカ)
ADHDと診断された17歳の少年が主人公の映画です。主人公は、17歳になっても子供のように親指を吸う癖がぬけません。催眠術でその癖を治したところ、事態が悪化していまう・・・というのが、話の冒頭部分。
主人公だけではなく、色々と問題を抱えた登場人物が出てくる映画です。
現実と向き合うこと、自分を受け入れることというようなことがテーマになっていて、ADHDとの付き合い方のヒントがもらえるかもしれません。
ウルトラミラクルラブストーリー(日本)
上でご紹介した2つとは違い、ADHDを取り扱った映画というわけではありませんが、主人公がADHDという設定であると監督がインタビューで明かしていることから、ご紹介します。
主人公の陽人は変わり者として描かれています。そのADHDである陽人が恋をする話なのですが、ADHDであるということで悩んでいる様子もない陽人の姿に、学ぶこともあるかもしれません。
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