子どものADHD
では子どものADHDはどのような特徴があるでしょうか。同じように「他動性」「衝動性」「不注意」の3つに分けて紹介します。
他動性
- じっと座っていることが出来ない(椅子に座ると足をブラブラと動かしてしまう)
- 遊びにおとなしく参加するのが難しい(トランプ遊びなどが出来ない)
- 過度におしゃべりをする(おしゃべりを止める事が中々出来ない)
衝動性
- 質問が終わらないうちに突然割り込んで答えてしまう
- 落ち着いて順番を守ることが出来ない(じっと並んでいる事が出来ない)
- 他の人がしていることを邪魔してしまう(本人には悪気は無い)
不注意
- 勉強などで不注意な間違いをしてしまう(ケアレスミス)
- 課題や遊びを集中し続けることが出来ない(お絵かきをしている最中に他の事を始める)
- 話を聞いてないように見える(話を聞いている間にキョロキョロと周囲を見てしまう)
- 課題を順序だてて行う事が難しい
- 同じ事を繰り返すのが苦手
- 忘れ物や無くし物が多い
- 集中力が長続きせず、気が散りやすい
幼稚園や保育園に入学する前や入学したばかりの幼児は、生まれて初めて集団行動を行いますので、園に慣れるまでは以上に挙げた項目に当てはまる行動をする場合がありますが、その行動が小学校に入学する前後(7歳頃)になっても当てはまる項目が多い場合は一度小児神経科、もしくは小児精神科で診断を受ける事をお勧めします。
そこでもしADHDであると診断された場合は、今後どのようにするべきか、医師からしっかりとアドバイスを貰ってください。症状を軽減させるには、両親を含む家族の協力が必要です。現実をしっかりと受け止め、悲観的にはならずに、子供を見守りましょう。
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