ADHDと料理
ADHDの作る・食べる料理
ADHDはクリエイティブで毎回違うものを作る料理が苦手で、昨日と同じ料理を作ることが出来ません。
あれも、これもと考え出して頭がパニックになり、結果的に何も出来ないか必要最低限の物になったりします。
デスクワーク同様に大変苦痛な作業になります。
特徴
本来、ADHDは家事全般が苦手で、料理に限定すれば以下のような特徴があります。
- 家事の順序を考えられない
- 料理の順序がうまく整理できず、失敗することが多い
- 買い物リストを書いても、買い忘れている物が多い
- 買い物リストをそもそも忘れてしまう
- 何を買ったか把握出来ず、同じ物を2個以上買ってしまったりする
手順を簡潔に、自分で把握出来るように範囲を限定することでコツをつかめます。
まとめ
得意料理を作ったり、料理と料理の買い出し等をルーティン化することで劇的に改善します。
得意な料理を作るには、身体が覚えるまで何度も繰り返し「習慣」になるまでたたき込みます。
料理が思いつかずにパニックになっても、「いざとなったらあれがある」という1〜2品があると心強いものです。
また、料理の献立を立てるのが苦手な人は「一週間分の献立」をおおまかに立ててみましょう。
メニューが思いつかないときは、家族や友人など周囲の人にリクエストやアドバイスをもらっても良いかもしれません。
買い物・買い置きは、冷蔵庫や台所の壁に一目見て分かるようにメモを一覧表にして貼っておきましょう。
使った食材は線で引き、新しく買い足した食材は書き込んでいきます。
冷蔵庫や棚の整理の不得意なADHDにはメモはもってこいの方法ですので、是非ご自分で工夫してみてください。
また、ADHDの人は完璧主義者が多く、肩の力を抜いて「今日はこれくらい」というさじ加減が難しくもあります。
休み休み、無理のない範囲で出来ることから行動していきましょう。
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