ADHDの人は今の生活や将来に不安を抱きやすい
ADHDの今と将来
普通に暮らしている人でも現在、「これでいいのか?」「将来は大丈夫だろうか?」と不安を抱くものです。
ADHDは不安障害を併発することも多々あるくらい、不安にさいなまれやすいと言えます。
大人のADHDは特に、結婚・仕事等普通に暮らそうとすればするほど不安がよぎるものです。
特徴
ADHDの将来への不安は、次のように感じられる事が多いようです。
- 「不安障害」(パニック障害、不安神経症なども含まれます)を持っているので将来に絶望している
- 子供に遺伝すると聞いているので不安だ
- ミスばかりしていて職場に行くのがつらいが、転職するのは気が引ける
- 売り上げ・試験結果・健康など、普通の人も不安になる事柄が度を超して頻繁に不安に感じる
- いろいろなもの、ことが不安なのと同じように今と将来も不安だ
通常の人が不安に思うことですが、あまりにも強く長期間続き、生活に支障をきたすレベルになると治療が必要です。
治療法
まず、なんと言っても認知療法をカウンセラーさんの元で行うと良いでしょう。
自分一人で思い悩んでいるよりも、カウンセラーさんの的確なアドバイスと治療で、新たな自分を発見できることも少なくありません。
投薬とカウンセリングで大幅に良くなりますが、日常でのちょっとした努力も欠かせません。
朝早く起きて日光を浴びる、適度な運動をする(ウォーキングなど)は、セロトニンの分泌を促して精神を安定させます。
長時間同じ姿勢でいることもなるべく避け、時間を決めて(30分おき、1時間おき等)ストレッチなどをして血行をよくするのも大切です。
日常で自分の出来ることが増えてくると「自分は出来る!」と自信も自己評価も上がり、改善への大きなステップとなります。
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