ADHDで障害者手帳を持っていることは隠すべきか
ADHDで障害者手帳を取得した場合、そのことについて公にするべきか、隠すべきか悩むこともあるのではないでしょうか。障害者手帳を持っていることは悪いことではないはずですが、なんとなく隠すべきことのように思う人もいるでしょう。
ここでは、ADHDで取得した障害者手帳を隠すべきかどうかを考えてみましょう。
障害者手帳を持っていることを隠すメリット
障害者手帳を持っていることを隠していれば、周囲に障害者だと知られることがありませんから、障害者だという目で見られることがありません。障害者手帳について隠したいと思う人は、この点を気にする人が多いのではないでしょうか。特に、体に不自由があったりするような障害と違い、精神障害には偏見を持っている人もいるからでしょう。
また、世の中には障害者手帳で受けられる割引などを羨ましがる人もいます。そういう人に絡まれると面倒ですから、手帳を持っていることを隠していれば、そういう人に絡まれる可能性がなくなります。
そういった人の中には、障害者手帳を借りて割引を受けようとするような人までいます。手帳を持っていることを隠していれば、そういった目にあうことはありません。
障害者手帳は隠すべき?
以上のことをふまえると、障害者手帳を持っていることはやはり隠すべきなのだと思う人も多いでしょう。
しかし、仕事をしているような人だと、障害者であることを会社には伝えていた方がメリットがあります。税金の控除が受けられるからです。また、企業にとっても、障害者雇用促進法的な意味で、助かります。
その会社の総務責任者や一部の人にだけ伝えておいて、他の人には公にしないという手もあります。手帳を持っていることを隠したいときには、一部の人にだけは知らせるようにするといいでしょう。
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