ADHDの人の恋愛・結婚
どんな人でも、誰かに恋をしたり、恋人同士になり、やがて結婚したりする時が来ると思います。それはADHDの人でも同じです。
しかし、ADHDの人は今までの経験から
- 自分は出来損ないかも知れない
- 自分は何をやってもダメだ
と自己評価を低くしがちです。
ADHDの人が恋愛する時の傾向
その為、好きな人が出来て、恋人になる時も
- 自分にはこの位の相手が丁度良い、高望みするべきではない
- 本当は相性があまり合わないけれど、自分が付き合えるのはこの程度の人だ
と言った様に、普通であれば避けたい欠点・短所を持った相手、本当は相性が合わない相手を選んで恋人になってしまう傾向があります。(これは相手に対しても失礼な考え方ではありますね)
また、子供の頃から周囲からADHDだからと周囲の人から拒否されていたり、孤独な状態になってしまう経験があると
- こんな自分と付き合うなんて、相手が可哀想だ
- こちらから別れを告げるのは悪い気がする
と、本当は相性の合わない恋人だったとしても、中々別れる事が出来ない状態に陥りがちです。そんな状態で結婚しても、良い家庭環境を作れるとは思いません。
この様な状況を生み出さないためにも、子供の頃から本人の自尊心を傷つけないような教育を親や周囲の大人達がしていく必要があります。
ADHDの人が結婚した後の悩み
また、相性が良い相手と結婚できても
- 自分のADHDが子供に遺伝してしまったらどうしよう
と悩んでしまう場合もあると思います。
確かに遺伝する可能性はありますが、ADHDは100%遺伝する訳ではありません。まずは自分に自信を持ち、相性の合う人と恋愛し、結婚をして、もしADHDである子供が生まれた場合は、ADHDである自分の経験を生かして子育てをしてみてください。
スポンサーリンク