ADHDと保険

ADHDをはじめとした発達障害では、治療の上で服薬をすることがあります。その服薬のため、または障害を理由に医療保険や生命保険を断られてしまうこともあるかもしれません。

ここでは、ADHDと保険についてご説明していきます。

ADHDは「精神および行動の障害」というものに分類されていて、一般的に精神疾患あつかいをされます。厳密には、精神疾患とは違うと思う方も多いでしょうけれど、保険について考えるときは、そういうことになります。それを理由に保険に加入できないということがあります。

また、服薬している薬が保険会社の規定に引っかかるということも少なくありません。

ADHDだという診断を受けていても、治療を行っていなければADHDかどうかはわかりませんが、必要な申告をしないのも、後々のトラブルになりえます。

ですから、たとえADHDだと保険に加入できないとしても、障害について黙っているのはおすすめできません。

前述のとおり、ADHDだと加入を断られる保険もあります。

しかし、ADHDの方でも健常者のように突然大病をすることもあるでしょうし、家族がいれば生命保険が重要になることもありますよね。

そもそも、健康には問題がないのに保険に加入できないというのは、不公平に感じる方もいるのではないでしょうか。

ですが、ちゃんと調べてみると、ADHDであっても加入できる保険というのもあるのです。

国内の保険会社よりはどちらかというと、外資系の保険会社の方が、ADHDの方々を受け入れていることが多いので、探してみましょう。

国内では、ぜんち共済の保険であれば加入可能です。

とは言え、服薬している薬が問題視される場合はまだしろ、ADHDが原因で保険に加入できないというのは、発達障害についてまだまだ深く認知されていない現状を物語っているような気もしますね。