赤ちゃんのADHD
ADHDが、幼児くらいの頃から発見できるというのは、ご存知でしょう。このくらいの年齢になると、周囲の子供たちとはどこか違うというのが、わかりやすくなってきます。
それでは、それよりも前の赤ちゃんの頃ではどうなのでしょうか。ここではADHDの赤ちゃんについてご説明していきます。
ADHDの赤ちゃんの症状
ADHDである赤ちゃんの症状も、赤ちゃんによりそれぞれです。
代表的なものというと、赤ちゃんなのにあまり寝なかったり、すぐに目を覚ましたりというのがあるでしょう。また、目がなかなか合わないというのも、ADHDの赤ちゃんの特徴です。目を合わせようとしても、声をかけても目が合わないような場合は、ADHD、若しくは他の発達障害である可能性があります。
抱っこを嫌がったり、逆に抱っこを止めると激しく泣いたりということもあります。抱っこをしても、もぞもぞと腕の中で動くようなこともあるでしょう。
ただし、ADHDをはじめとした発達障害のない赤ちゃんであっても、そういう行動をとる時もあるため、時々そうしたからといって、過度に心配する必要はありません。
赤ちゃんのADHDの診断
ADHDについて正しい診断ができるのは、3歳くらいからです。前述の症状は、3歳以降にADHDだと発覚した方々が赤ちゃんの頃にどういう行動を取っていたかという調査から、まとめられたものです。
そのため、赤ちゃんの頃にADHDを疑って病院に行ってみても、正しい診断ができないことの方が多いでしょう。
明らかにADHDの傾向がある場合は、赤ちゃんであっても、その傾向があるという診断はされるでしょう。
もしもADHDが疑わしい場合は、3歳になるまでに、ご両親がADHDのことをよく知っておくことが重要です。そうすることで、本当にADHDだった場合に、対応がしやすくなります。
スポンサーリンク