ADHDと習い事
幼児や小学生くらいになると、徐々に周りに習い事をし始める子供が増えるのではないでしょうか。そんなとき、ADHDの子供も習い事をしたがるかもしれません。もしくは、ご両親が習い事をさせたいと思うのではないでしょうか。
ここでは、ADHDの子供の習い事は可能かどうかを考えてみましょう。
ADHDの子供にできる習い事はある?
学校であれば、ADHDであることを学校に伝えて、それなりのサポートをお願いすることが可能ですし、学校の先生たちもそうするべきなので、心配はありません。
ですが、習い事となるとどうでしょうか。多くの習い事の先生たちは発達障害児について知識がありません。そういった先生がたに、ADHDの子供のサポートをお願いするのは困難かもしれません。
例えば、幼稚園や学校で問題を起こして周囲に迷惑をかけてしまっているような段階のお子さんだと、集団行動が必要になる習い事は控えた方がいいでしょう。幼稚園や学校では、先生がサポート可能なので、そこまで大問題に発展しないかもしれませんが、習い事だとそもそも先生の方にお断りされるかもしれません。
ですので、もし習い事をしたいということであれば、マンツーマン制で親が一緒にいられるような習い事がいいでしょう。例えば、ピアノやエレクトーンなど楽器の個人レッスン、水泳のような個人競技のスポーツなどです。そうではなくても、マンツーマンレッスンが可能なら、何にでも挑戦できるでしょう。
ADHDと習い事
残念ながらADHDであることを告げると、断れてしまう場合もあるのは事実です。
ですが、治療が進み、症状を落ち着かせることができるようになってくれば、本人が望めばなんだって挑戦できます。
習い事をさせる時に重要なのは、親が強制するのではなく、本人がやりたいと思うことをやらせることです。ADHDの方々は、好きなことには熱中して取り組めるので、好きなことであれば大人しくしていられたりします。
ですから、習い事をさせたいと思った時は、本当に本人がやりたがっているかどうかを確認することが重要です。
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