ADHDの人は結婚しない方がいいのか
つきあっている相手がADHDだという場合、または自分がADHDだという場合、たとえ恋愛はできても、結婚はすべきではないと思ってしまう人もいるでしょう。
それは、ADHDの特性が家庭を持つのに適していなかったり、苦労することがわかっているためだと考えられますが、本当にADHDは結婚しない方がいいのでしょうか。
ADHDだと結婚しない方がいいのか
相手がADHDだったり、自分がADHDだと言う場合、結婚についてどうするべきなのか考えてしまうこともあるでしょう。また、ADHDの原因に遺伝が関係しているかもしれないということを考えると、結婚を躊躇してしまうという人もいるでしょう。
結論から言えば、ADHDだからといって結婚を諦める必要はありません。お付き合いの段階でそれなりにうまくいっているのなら、結婚生活でもうまくいく可能性が高いでしょう。
ADHDの人が結婚をするときに考えておくこと
ADHDの人が結婚を目指す場合、治療を続けて、症状が比較的落ち着いているような状態をキープすることをおすすめします。
衝動性や多動性、不注意などが生活に影響することはよくあることです。そういったことについて、自分がどのような失敗をしやすいかということを把握しておきましょう。
お互いに協力的になれるのなら、特に不都合のない結婚生活を送れるでしょう。
遺伝を恐れて結婚を躊躇する場合
相手や自分がADHDだと、子供もADHDになるのではないかと思い、子供に苦労をさせたくなくて、結婚や出産をしない方がいいものだと思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、親がADHDで、さらにちゃんと治療を行なっているような場合は、たとえ子供がADHDだったとしても、適切な対応ができるため、それほど心配することではないでしょう。
むしろ、ADHDの人の子はADHDではない確率の方が高いため、遺伝を気にして結婚しないというのはもったいないことではないでしょうか。
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