ADHDの妻との生活
妻がADHDだという方で、その症状が大人になっても顕著に出ている場合、さまざまなトラブルが起きて疲れているという男性もいるでしょう。
ADHDというものがどういったものか知れば知るほど、奥さんを怒るわけにもいかず、ストレスがたまるということもあるのではないでしょうか。
ここでは、ADHDの妻との生活について考えてみましょう。
妻がADHDで困る事
奥さんが専業主婦、またはパートで働いているという場合は、家事のほとんどを奥さんが担当することが普通でしょう。しかし、ADHDの方は段取りよく家事をするのが苦手なので、いつも何か抜けていたり、忘れてしまったりします。
疲れて家に帰ってきたら、部屋が散らかっていたり、料理がまだできていなかったり・・・ということはよくあることでしょう。
また、学生の子供がいる場合、学校に関する連絡は通常ならば家にいる事の多い奥さんがされるでしょうけれど、ADHDの方だと、そういった連絡さえ忘れてしまうこともあるので、男性側がサポートする必要があります。
また、子育てについても、サポートがどうしても必要になります。
人にもよりますが、衝動性が強いタイプのADHDの方であれば、ヒステリーを起こすこともしばしばあるでしょう。ヒステリーは男性にとって、部屋が片付いていないことよりも辛いことなのではないでしょうか。それが続くと、離婚ということにもなりかねません。
ADHDの妻との付き合い方
残念ながら、家事が苦手だというADHDの方の場合、どこか1つだけなら気をつけることができても、家事全般を完璧にするというのは難しいかもしれません。
ですから、障害について知り、心を広く持ち、困っていそうなときは少し手伝ってあげれるとベストです。
ADHDの症状の出方は人それぞれなので、自分のパートナーがどういう症状なのかというのも知っておけば、助けてあげられやすくなるでしょう。
ADHDの方にとって、一番辛いのは理解されないことです。理解しようという姿勢を見せれば、気持ちが落ち着くので、徐々にうまく付き合っていけるようになるでしょう。
スポンサーリンク