ADHDにより結婚を反対される

ADHDの人と結婚したいと思い、親に紹介をすると、大抵は反対されるでしょう。親としては自分の子供に苦労をさせたくない為、障害を持っている人とは結婚して欲しくないと思う人が殆どです。

また、ADHDである人の親からも、苦労させたくないからと結婚を反対される可能性もあります。

しかし、どうしてもこの人と結婚したい、と思っているのであれば、双方の親を説得する必要があります。

ADHDの特徴についてしっかりと理解をしておき、結婚生活を送る上でどの様な事が起こりえるか、その場合にパートナーはどの様な対応を行うかを、双方の親に説明しておき、理解してもらう必要があります。生活をしていく上で苦労する事を覚悟している事を伝えて説得しましょう。

ADHDの人との間に出来た子供がADHDを遺伝する確率は、そうで無い人と比べれば高いです。しかしその事を理解した上で結婚したいと思っている事を双方の親に伝えておき、軽い気持ちで結婚をしようとしている訳ではない事を伝えておきましょう。

あまり良い事ではないですが、ADHDでは無いパートナーの親がADHDについて理解をしてくれない人である可能性が高い場合は、ADHDである事を隠して結婚するという手があります。

その為には、まずADHDと気付かれるような行動や発言を出来るだけ親の前で行わない様に対策を練っておく必要があります。また、出来るだけ好印象を持たれる様に短所は出来るだけ隠し、長所を紹介する様にしましょう。

ただし、ADHDでは無い人の親と同居する予定で結婚を考えているのであれば、ずっと隠し通す事は難しい為、最終的にはADHDについてよく話をしておき、理解してもらう必要があります。