ADHDが遺伝する確率

ADHDが遺伝する確率

ADHDが遺伝する確率

ADHDは先天的な病気である為、親からの遺伝が原因ではないか、という研究結果が出ています。

 

自分、またはパートナーがもしADHDを抱えているのであれば、妊娠した際に子供に遺伝しないか気になると思います。

 

では、どの位の確率でADHDの子供が産まれるのでしょうか。

 

両親が2人ともADHDである場合

もし両親が2人ともADHDである場合、子供に遺伝する確率は最低で20%と言われています。

 

あまり高めの確率ではありませんので、子供がADHDで無い場合が多いです。

 

母親がADHDの場合

母親がADHDである場合、子供に遺伝する確率は7〜8%と言われています。

 

父親がADHDの場合

父親がADHDである場合、子供に遺伝する確率は15%と言われています。

 

母親と比べると確率は少し高めになっています。

 

子供がADHDの場合

兄弟にADHDの子供がいると、その他の兄弟がADHDになる確率は25〜35%と言われています。

 

全体的な発生率

子供全体を対象にした場合、ADHDの発生率は3〜5%と言われています。この数字は両親がADHDである場合もそうでない場合も含めた発生率です。全体を見ると、ADHDになる確率は極めて低い事が分かると思います。

 

ちなみに、知人の旦那さんはADHDですが、2人の間に生まれた子供はADHDではありませんでした。また、別の知人の旦那さんはADHDかは不明ですが、3人の子供を産み、その内ADHDだった子供は1人だけでした。

 

両親がADHDの場合は最低でも20%の確率で遺伝すると言われていますが、あまり恐れずに出産に挑みましょう。

 

もし産んだ子供がADHDだった場合でも暖かい家庭生活を送れるように、自分の経験も活かして準備しておく事が大切です。

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