軽度ADHDと薬
ADHDはその症状の度合いによって、軽度・中度・重度というふうに分類ができます。軽度のADHDは、文字どおり症状が比較的軽いADHDのことです。
そんな軽度ADHDですが、薬による治療の必要はあるのでしょうか。ここでは、軽度ADHDと薬について考えてみましょう。
軽度ADHDの薬物治療
ADHDの治療では、それぞれの症状に合わせて薬が処方されることもあります。これは、軽度ADHDであっても同じことで、症状の出方によっては薬が処方されることもあります。
軽度ADHDであったとしても、子供の場合や、治療を全く受けたことがないというときには、やは周囲との行動の違いから生きづらさを感じることもあるものです。
そういったときに、ADHD特有の症状を抑えるためには、薬が有効なこともあります。
軽度ADHDでは薬は必要なのか
軽度ADHDでも薬が処方されることがあるというのは、前述のとおりです。しかし、軽度であるために、薬を服用したくないということもあるでしょう。
また、ADHDで処方される薬には副作用があるというものもあり、その副作用が嫌だという場合も考えられます。
軽度ADHDで薬が必要かどうかは、個人の症状の出方や、生活上でどの程度困っているかにもよるでしょう。ある程度自分でコントロールができるようになれば、薬は必要ないという結果になる場合もあります。
どちらにしても、医師が薬の処方をするときには、それぞれの症状に合わせて処方を行なっているため、勝手に薬をやめてしまうのはおすすめできません。
もしも薬をやめたかったら、一度主治医に相談するようにしましょう。その上で、ゆっくりと薬をやめる方向性になることもあるでしょう。
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