ADHDのママ友への対応

ADHDのことをそれなりに知っていると、生活する上で出会う方々の中に、「この人ADHDかも？」と思う方に出会うこともあるのではないでしょうか。それがとても仲良しの友達であれば、本人に訊くことも可能ですが、「ママ友」というような距離感だとどうでしょうか。

ここでは、ADHDと思われるママ友への対応について掘り下げていきましょう。

ママ友に対してこの人ADHDかも？と思ったら

ママ友というのは、お互いの子供たちが通う幼稚園や学校などで話すようになる相手のことで、長年の付き合いがあるという方は少ないでしょう。子供の幼稚園や学校で知り合ったママ友と付き合いが深くなるうちに、相手の失言や行動が気になってくることもしばしばあります。

その言動から、ADHDかもしれないと思うこともあるでしょう。

そんなときは、そのママ友がADHDであるかもしれないという前提でおつきあいを続けていくと、もめることが少なくなりますし、自分のストレスも少なくなるでしょう。

ひょっとすると、そのうち相手の方からカミングアウトがあるかもしれません。

ADHDのママ友との付き合い方

ママ友がADHDかもしれないと思ったら、どう付き合っていけばいいのでしょうか。例えば、遅刻しがちだったり、忘れ物をしがちで、それが自分に影響しているような場合は、遅刻や忘れ物をしないように、事前に連絡をしてみるといいでしょう。毎回する必要はなく、飽くまで相手が遅刻したり忘れ物をすると自分が困るというケースのときのみ、気をつけてあげればいいでしょう。

なんだか空気を読まない発言をしているというママ友の場合は、一度発言について優しく注意してみましょう。注意するかどうかはそのママ友との距離感にもよるので、仲良くなってきた場合のみでいいでしょう。

ADHDは障害であって、性格ではありませんから、付き合っていくうちに相手が本当に悪気がないかどうかはわかってくるものです。悪気がない相手であれば、あなたの方も優しくサポートしてあげられるのではないでしょうか。

ADHDのママ友への対応