ADHDの人への対応
もしもあなたの子供がADHDであった場合、どのように対応するべきでしょうか。親として行うべき対応を書きます。
集中力を高める、集中力を途切れないようにする
- テレビやおもちゃなどの刺激物の排除…勉強など集中力が求められる事をする時は、注意が他に逸れない様に、テレビやおもちゃを目につかないようにします。
具体的なお手本を見せる
- 指示を絵に描く、チェックリストを作成する…ADHDの子供の場合、言葉による指示はなかなか伝わらない事があります。しかし視覚情報は伝わりやすい為、絵やリストを見せて具体的に指示をします。
上手に褒める
- 良いことをしたら出来るだけ早く褒める…時間が経過した後に褒めても効果はありません。
- 目線を合わせて喜びをストレートに伝える…子供が適切な行動が出来た場合は、子供と目線を合わせ、どれだけ嬉しいと感じているかを伝えます。
- トークンエコノミーシステム…子供が適切な行動をした時に、シールを貼ったりやスタンプを押せる表を作り、何点貯めたら好きな物と交換する事が出来る、というシステムを作ります。
不適切な行動を起こしたときの対応
- 注目せずに少し遠くで見守る…不適切な行動を無視し、その後適切な行動を行ったらすぐに褒めます。
- まずは落ち着かせる…不適切な行動を行った際に興奮している場合が多いです。その為、まずは落ち着かせ、落ち着いたらその事を褒め、「次はこうしてみようね」と代わりになる行動を伝えます。
- 指示は一度にひとつ具体的に…ADHDの子供に「だめ」「何度言えばわかるの」としかりつけても子供はどうしたら良いのかとっさに思いつく事が出来ません。その為、具体的に「どうするべきか」を伝えます。
大人のADHDへの対応
では、職場にADHDの大人がいたとします。その場合はどのように対応するべきでしょうか。
- 仕事のサポートをしてあげる…ADHDの人は順序良く仕事を片付ける事が出来ません。その為、まずは1つ仕事を任せ、それが終わったら新しい仕事を1つ、と順序良く仕事をさせましょう。
- アドバイスをしてあげる…もし不適切な発言を突然したり、あまりにも落ち着かない時は話を聞いてあげたり、こうした方が良かったのではないか、とアドバイスをしてあげてください。
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