ADHDは高学歴が多い?
ADHDだと、コミュニケーション能力が低かったり、社会生活での常識をなかなか守ることができなかったりして、頭が悪いと思われがちですが、実はそうではありません。
実は高学歴だという方も結構いらっしゃるのです。事実、成功して世に名の知られている方々の中にもADHDだと公表されている方もいらっしゃいます。
ここでは、ADHDと高学歴の関係について考えてみましょう。
ADHDには高学歴が多い?
ADHDに高学歴が多いかどうかというと、それはおそらく健常者の方々と同じ比率がそれよりも下回るくらいではないでしょうか。
しかし、ADHDに高学歴が多かったり、頭が良いイメージを持っている方々もいるでしょう。それはおそらく、高学歴のADHDの方々は、そうではないADHDの方々に比べて社会進出がしやすく、また自分で起業してしまうような方々もいるからでしょう。
そういう方がADHDだと、やはり印象に残りやすくなります。
ですので、ADHDには高学歴が多いというよりは、ADHDが高学歴に成る程の学力があれば、社会で成功しやすいということなのかもしれません。
これは、ADHDの方々が興味を持てることに関しては集中できるという方が多いからでしょう。
高学歴でもADHDの症状は治らない
ADHDは完治するとは言い難い障害ですから、その症状が全くなくなるということは、例え高学歴で優秀な方であっても難しいことです。
ですから、高学歴であるのにもかかわらず、人間関係で失敗してしまったり、トラブルが起きてしまったりということがあります。
寧ろ高学歴であるために、そういった面でつまづくと挫折感を味わい、心を病んでしまうこともあります。
そうならない為には、やはり治療を怠らないこと、また大人になってADHDかもしれないと悩んだなら早めに発見して、治療をすることが重要です。
スポンサーリンク